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ホームページ導入、ホームページ運用の基礎知識

1.はじめに / 2.ホームページの基本知識 / 3.HTML言語を知らなくてもHTMLファイルは作れる / 4.ドメインについて~独自ドメインと共有ドメイン / 5.独自ドメイン取得のススメ~持ち家を持とう! / 6.レンタルサーバーとドメインを準備したら~CMSの導入 / 7.ホームページ運用の注意点

1.はじめに

ステップアップ

事業者の方がホームページを持とうとする理由は何でしょうか。おそらく、自分の会社を知ってもらう、イメージアップ、検索エンジンを用いて集客につなげる等、「ホームページの有用性を活用して事業に役立てる=つまりは集客」ということだと思います。

しかし、これから一からホームページを導入しようにも何が必要なのか分からないとか、導入したは良いが活用・適正な運用方法(検索エンジン最適化=SEO)を知らずに逆効果となってしまったりすること等もあり得ます。

ホームページを持ち、それを事業に活用するには、最低限の基本的な技術的知識が不可欠であると同時に、ホームページを活用し運用するうえで知っておくべき、守るべき秩序があります。

これら知識を身につけ、ホームページを育てて適正な運用を行えば、アクセスが伸びて集客につながったり、会社のクリーンなイメージアップにもつながることから会社の資産となります。

これから、事業を始めたい、一からホームページを構築したいとお思いの方向けに、ホームページの持ち方の基本や有用性、それに伴い注意すべき基本を発信できればと思います。

2.ホームページの基本知識

ウェブ

ホームページは、HTMLという特殊なコンピューター言語で記載されたファイルで構成されています。そして、このファイルはインターネットで世界中網の目のように結ばれたサーバーという特殊なコンピューターに保管されています。
インターネットは網の目のように結ばれている事からWEB(ウェブ)とも呼ばれます。

WEB上の各サーバーにはURLという形式の住所(サイト)が割り当てられており、この住所を指定する事で、インターネットの中にある特定のホームページにアクセスする事ができ、そして、そのサイトに保管された特殊な形式のファイル(HTMLファイル)はブラウザを使う事で読むことができます。

サーバーは、人間社会に例えると、私達の自宅みたいなものです。サーバーは自分で所有する事も出来ますが、複数に区画されたサーバーの一部分を借りる事もできます(レンタルサーバー)。サーバーは高価であり、また、自己所有ですと管理・メンテナンスも自分でする必要がある事から、個人や小規模事業者等はレンタルサーバーを借りるのが一般的です。

サーバーを持っていても、その中身(HTMLファイル)がなければ、そのサーバーにアクセスした人に何も表示されません。HTMLファイルを作成するにはHTML言語を知る必要があり、その特殊な言語規則・書式に基づきコードを記述してファイルを作成します。ウィンドウズにインストールされているノートパッド」で作成できます。

3.HTML言語を知らなくてもHTMLファイルは作れる

ワードプレスロゴ

HTML言語を知らなくてもHTMLファイルは作れます。

・エディタソフトを使う
HTMLファイルを作成するには自分のパソコンを使いますが、専用のエディタソフトもあります。エディタソフトを使うと、HTML言語を記載せずに、視覚的に、ホームページを閲覧しているのと同じ感覚で、ホームページを作成できます。しかし、作成したファイルをFTPソフトでサーバーにアップロードする作業が必要です。以前まではこれが主流でした。現在では、サーバー上でコンテンツを視覚的にデザインできるCMSが主流です。

・レンタルブログサービスを使う
アメブロ」や「ライブドアブログ」、「はてな」のようなブログサービスを使うと簡単にホームページを持てます。サービス事業者のホームページ上に場所を借りるような感覚です。

無料のサービスが多く、エディタソフトやテンプレートが組み込まれていますので、エディタソフトと同じく、視覚的にホームページを作成できます。

初心者は始めやすいですが、機能やデザインに限りがあるため自由度は低くなります。ウェブによるインバウンド集客を増やしたい事業者にはおすすめしません。

・CMSを使う
CMS(コンテンツマネジメントシステム)とは、文章や写真等のコンテンツを管理するシステムです。コンテンツを作成しておけば、自由に配置する等してホームページが作れ、更新も簡単であり、HTML言語を知らなくても本格的なホームページの作成が可能です。
導入にはサーバーや独自ドメインの取得が必要となり、CMSをサーバーにインストールする必要があります。CMSの中でも、「ワードプレス」が世界シェアNo.1です。

4.ドメインについて~独自ドメインと共有ドメイン

ドメインは住所

URLはインターネット上の住所だと先に書きましたが、ドメインは住所の構成要素のようなものです。人間社会における住所も、国、都道府県、市町村、番地等の要素で構成されています。ドメインは、これら要素の組み合わせです。

ドメイン図解
ドメイン図解

③をトップレベルドメインと呼びます。国や業界を示します。
②を第2レベルドメインと呼びます。教育機関や企業などの属性や地域を示します。
①を第3レベルドメインと呼びます。会社名や商品等、好きな文字列を設定できます。

独自ドメインは、先に説明しているとおり、自分の好きな文字列を設定して、ウェブ上で自分だけの住所を使用する権利です。世界で一つだけ、自分だけの住所(URL)です。当サイトも私だけの、世界で一つだけの住所(URL)を取得しており、www.office-tomo.netが私の独自ドメインです。

独自ドメインは、レジストラと呼ばれる事業者から有料で取得できます。大体、年間数百円から千円代の費用で取得可能です。

共有ドメインとは、アメブロさんやライブドアブログさん等の大手事業者が独自ドメインを取得しており、その下にサブドメインを設けて自分のサイトの住所(URL)を持つイメージです。

サブドメイン図解
サブドメイン図解

△△△の箇所が、アメブロさんやはてなさん等の事業者より与えられたIDであったりします。△△△より前の部分がドメインを取得した事業者固有の独自ドメインであり、ameblo.jpやhatena.comだったりします。共有ドメインはあくまでも独自ドメインを取得した事業者から住所を間借りしたような状態ですよね。

5.独自ドメイン取得のススメ~持ち家を持とう!

ビルディング

独自ドメインと共有ドメインの違いは先に説明しているとおりです。

補足しますと、不動産に例えるならば、持ち家(独自ドメイン)とアパート(共有ドメイン)のような関係に例えると分かりやすいでしょうか。持ち家を所有している人と、アパートを借りて住んでいる人とでは、周囲からの見る目も変わりますよね。そして、独自ドメインは何と言っても、自分だけの、世界で一つだけのものです。自分だけのオリジナリティー、ブランドを表現できるのが魅力です。

共有ドメインを提供しているブログサービスは無料ですしランニングコストを減らせます。しかし、独自ドメインの取得費用は、年間千数百円程度ですし、レンタルサーバー料金とあわせても、年間1万円から2万円程度のランニングコストでしかありません。

自分だけのオリジナリティー、ブランドを表現できる場を持ち、そこで情報を発信し続け、それを蓄積していくことで、自己のホームページを資産化できるのではないでしょうか。

独自ドメインのメリットは前記のとおりです。たかだか1万円から2万円程度のランニングコストをケチるよりも、独自ドメインのメリットを生かし、資産化し、集客につなげれば、年間ランニングコストの回収は容易だと思います。
小さなコストを気にするよりも、資産化に繋げるための第一歩を踏み出しましょう。

6.レンタルサーバーとドメインを準備したら~CMSの導入

CMSの導入

レンタルサーバーとドメインの取得は、ホームページ公開するうえで必須な環境整備作りです。次は、実際にホームページ(HTMLファイル)を構築する作業が必要となります。

先のブログでも書きましたが、HTML言語を知らなくともホームページは作成できます。アメブロとか、はてな等のレンタルブログサービスの方だと、管理画面で既存のテンプレートを使い、簡単にホームページの作成ができますが、独自ドメインを取得して独自のサイトを持とうと思ったらそうはいきません。

昔は、自身のパソコン上で、ホームページビルダー等のソフトウェアを使ってHTMLファイルを作成し、FTPソフトでサーバー上にアップロードするといった作業が必要でしたが、最近では、CMSが主流です。

CMSとは、コンテンツ・マネジメント・システムの略で、文章や画像等のコンテンツを画面上で簡単に管理、更新することができるシステムです。世界ナンバーワンのシェアを誇るCMSはワードプレスです。私のこのサイトもワードプレスで作成しています。

CMSはサーバーにインストールして使用する必要がありますが、最近のレンタルサーバーでは「簡単インストール機能」が登載されており、CMSの導入は簡単です。また、レンタルサーバー料のみで、ワードプレス導入費用は不要です。

CMSを導入するならワードプレスが一番です。ワードプレスはオープンソースで無料のソフトウェアなので世界一広く使われています(いわゆるフリーウェア)。

従って、開発者数が多いため、無料・有料の各種テーマ、プラグインの開発が盛んでありカスタマイズしやすい開発環境が整っています。結果、誰でも高機能なサイトやブログ、アプリを作ることができます。また、「簡単インストール」機能のあるレンタルサーバーを借りればインストール(導入)も簡単です。

ワードプレスの世界では、世界中のいろいろな方がテーマやプラグインを提供してくれています。無料で優れたテーマやプラグインが多いのが魅力です。これにより自由にカスタマイズする事ができるのです。

例えば、テーマを複数インストールすれば、ホームページの外観を簡単に着せ替えることができます。また、アクセス解析プラグインや日本語フォントプラグイン等、様々な機能を追加インストールすることができます。

7.ホームページ運用の注意点

犯罪

ワードプレスがフリーウェアだといっても注意しなければならないこともあります。ワードプレスの名称やロゴは商標権登録されており、名称やロゴ使用に関しては商標利用規定がありますので、特に商業利用等の際には一読が必要です。

また、ワードプレス云々に関係なく、多数の人に情報を発信するホームページを持つという事は、社会性規範への適合が求められるということです。

外部に対し情報発信するうえでのルール、個人情報を取得するのであれば個人情報保護に関するルール、通信販売サイトであれば特定商取引法や、採用情報を掲載するのであれば各種労働法に準拠した内容でなければなりません。

従いまして各種専門家の手助けは欠かせません。

→ 検索エンジン最適化(SEO)とは何か?